5つのコツで、ブログはもっとはやく書ける
ブログ記事の執筆には時間がかかります。
記事のクオリティと両立しながら、
素早く執筆するためのコツをまとめました。
1 集中力をかき乱すものを近づけない
記事を書いている途中で、音楽でも聞こうと思って、
ついついYouTubeを開けてしまいます。
あとは尽きることのない関連動画の地獄にはまって
あっという間に1時間のボッシュートです。
私たちのちょっとした行動の先に、
時間つぶしの魔物は、口を開けて待っています。
執筆中は、Facebookを見ない。Twitterをしない。
Lineを開けない。メールボックスをチェックしない。
たったそれだけの注意で、執筆時間は短縮できます。
2 締め切りを用意する
ブログに締め切りはありません。
これがだらだらと書いてしまう原因のひとつです。
気が向いたときに書けばいいや、という考えでは、
いつまでたっても記事が完成することはないのです。
無理やり締め切りをつくってしまいましょう。
「予約投稿」の機能を逆手にとった方法があります。
今日は絶対ブログをアップするぞ!と決めたら、
まだなにも書いていない白紙の記事を、
先に、適当な時間に予約投稿してしまうのです。
白紙ページが更新されてしまう恐怖をかりて
だらだらする自分をお尻に火をつけます。
その予約投稿記事に、
ほかの人には絶対バレたくない秘密を書いておくと、
それが公衆の面前に晒されたくないあまりに、
プログ執筆がもっとはかどるかもしれません(?)
3 下準備をしておく
真っ白のディスプレイにいきなり立ち向かうのは、
はっきりいって、無謀です。
実際のエベレスト登山と同じように、
この峻険な雪山を制するには、
途中のベースキャンプが必要不可欠になります。
先に言いたいことを箇条書きにして、
ぽつぽつと目印を打っていきましょう。
あとは各ポイントにしたがって
文章を書くことだけに集中します。
「構成を考えること」と「実際の執筆作業」を
自分のなかで分担するのです。
会社でも、経理なら経理部、営業は営業部と
細かいブロックに分かれています。
大きくて複雑なプロジェクトを進めるには、
分担して作業するほうが、効率が良いのです。
100億円が動くビジネスと比べたら、
ブログ執筆はほんの小さなプロジェクトですが、
「書くことを考えること」と「書くこと」を
分けて、各場面に体力資源を集中させることで、
短時間で記事を仕上げることができます。
4 結論から書き始める
結論から書くことは、2つのメリットがあります。
まず1つは、読みやすくなることです。
ほかの人のブログを読んでいて、
「この人はなにが言いたいんだろう?」と、
思うことはありませんか?
記事の終わりにある「結論らしきもの」を読むまで、
一体なにを、どんな視点から扱ったものなのか
はっきりしないのです。
執筆者としては、最後まで読んでほしいと思って、
結論を隠しながら進みますが、それでは逆効果です。
ブログは、推理小説ではありません。
はじめから犯人がわかっていないと、
読まされていて、だんだん苦痛になってくるのです。
2つ目のメリットは、書きやすくなることです。
先に結論を書き出しておくことで、
着地点に迷うことがありません。
執筆の途中で、
「あれ? なに書いてたんだっけ」
と迷子になっても、すぐ冒頭にもどれば
記事の原点(=終点)を確認することができます。
結論が書けないという人は、
自分の書きたいことが定まっていない証拠です。
伝えたいことの核が決まるまで、
もう少し時間をかけて、考えを練り直しましょう。
5 推敲を後まわしにする
スマホやパソコンでの執筆はとても便利です。
こまかい字句の修正がすぐにできたり、
大きな段落ごとの移動にも指一本しか使いません。
しかし、弊害もあります。
いつでも推敲、編集ができるので、
「書く」と「直す」という作業が、混ざるのです。
この同時進行は、かならず執筆の速度を遅くします。
欲張りにならず、書くときは書くことだけ、
直すときは直すことだけに、集中すべきです。
これは私の下書きです。
誤字脱字を無視して、改行もせず、
一心不乱にキーボードを打ち続けました。
執筆中はディスプレイを見ないようにしています。
そのぐらいの勢いでぶつかると、
ズバーッと終わりまで書き切ることができます。
書いた後は、落ち着いて推敲するだけです。
まとめ
ブログ運営は、時間喰いの大魔神です。
設定をいじったり、デザインを変えたりして
遊んでいるだけで、半日つぶれてしまいます。
記事を書くことも同じで、
こだわり始めれば、終わりが見えません。
うまくルールを設けることで、
ブログの生産効率は飛躍的に向上します。